風月堂の「風」は、「かざがまえ」に「百」と書きます。常用漢字にはなく変換ができないため、検索上は「風月堂」となっています。また、創業者を同じくしているものの、長い歴史において「上野風月堂」「神戸風月堂」「銀座風月堂」などの暖簾わけがあったため、一口に「風月堂がさぁ」といわれても混乱してしまいます。今回は、「皇室御用達ブランドの紹介」ですので、「米津風月堂」の流れを汲む「東京・風月堂」を紹介します。東京・風月堂といえば、「グーフル」や「マロングラッセ」など洋菓子で有名ですね。そのことから最近できたお菓子屋さんに見えますが、実は江戸時代から続く老舗のお菓子屋さんです。
風月堂は1753年、初代大住喜右衛門が“大阪屋”を屋号として菓子屋を営んだことに始まります。36年後、老中松平定信から「御定用・御菓子調進」を命じられ栗饅頭を将軍家に献上した事で、歴史の表舞台に登場する事となります。『風月堂』の店名は、松平定信が名づけ親だそうです。宮内庁御用達となったのは1897年。当時両国にあった「米津風月堂」は、1871年に日本で初めて「チョコレート」を製造・販売した事でも有名です。当時は「ショコラート」と呼ばれ、リキュール・ボンボンなど洋酒を入れて販売されました。
東京・風月堂HP
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